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  • ジョニー・ウッド
  • 2020-08-31
  • 5 min read

信頼の構築

遠隔作業とロボット

前述のような石油・ガス業界のデジタル化は、広範なエナジートランジションの一部です。炭素排出の削減に役立つ効率性と柔軟性を高めるために、様々な領域でデジタルシステムが採用されています。例えば、現在多くの国では、AIがエネルギー需要や天気予報に活用されています。そこで蓄積されたデータを用いて、再生可能エネルギー源によってまかなう電力量を予測。グリッドにおける需給のバランスを調整します。また、AIは従来の発電所でも利用されており、安定供給に向けてベースロード発電機からの切り替えが進んでいるようです。 現在の石油価格変動においても、システムによってインフラと資源をより効率的に利用することで、石油とガスの運用コストを削減。また、石油とガスのプラットフォームはリモートで運用できるため、洋上掘削装置についても、1つのコントロールセンターから複数の地点を監視することができます。運用要員やメンテナンス要員を遠隔地のリグに送り込む必要もなくなるため、安全性が向上し、オペレーションが削減され、輸送コストの削減につながります。さらにフライトが少なくなれば、サステナブルな取り組みも強化することができます。

リグ(石油掘削装置)を遠隔操作することでメンテナンススタッフの派遣数を低減できます
リグ(石油掘削装置)を遠隔操作することでメンテナンススタッフの派遣数を低減できます

リグ(石油掘削装置)を遠隔操作することでメンテナンススタッフの派遣数を低減できます

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