事業領域

安全技術

物流機器を活用した誰もが安心できる作業現場の実現へ。AIをはじめとする先端技術を搭載した安全支援システムの開発など、フォークリフトによる事故の防止と、安全に対する啓蒙活動を推進しています。

AIなどの先端技術による安心・安全な物流環境の実現

フォークリフトの事故は国内だけで年間2,000件発生しており、そのうちの約30件が死亡事故です。 三菱ロジスネクストは安全確認を作業者のみの役目とせず、AIなどの先端技術を搭載した安全支援システムの開発をすすめ、作業者の安全確認をアシストすることでフォークリフトの事故削減を目指しています。 人のみを高速・高精度に検知する大型フォークリフト向けAI人検知システム「グッドファインダー」や車両の真上から周囲の状況を俯瞰できる全周囲モニターシステム「グッドビューア」などはその一例です。 三菱ロジスネクストは今後も、これまでに培った先端技術を応用・進化させながら、フォークリフトによる事故の削減と、より安全な作業環境の実現に貢献していきます。

AI人検知システムのイメージ
AI人検知システムのイメージ

AI人検知システムのイメージ

フォークリフト稼働の見える化による安全運転の指導・教育を推進

フォークリフト運転者一人ひとりに合わせた安全教育は、事故発生の防止に加え、安全品質の向上にもつながります。 三菱ロジスネクストでは、客観的な計測が難しかった運転技術を数値化するフォークリフト稼働管理システム「LVS(Logistics Vehicle Support)」を活用し、より安全で生産性の高い物流現場への改善をサポート。LVSは、危険運転の発生状況等を可視化することで、定期的に個別の安全教育が可能となり、運転技能と安全意識の向上を図ることができます。 三菱ロジスネクストは国内初のバッテリーフォークリフトのパイオニアとして、物流現場の徹底した安全管理の実現に向けたソリューションを提供していきます。

フォークリフト稼働の見える化による安全運転の指導・教育を推進
 フォークリフト稼働の見える化による安全運転の指導・教育を推進

フォークリフト作業のさらなる安全性向上へ

物流現場におけるさらなる安全・安心な荷役運搬作業の実現に向け、フォークリフト作業に伴う安全対策ソリューションを取り揃えています。 走行時の事故を予防する「グッドランニングシステム」や「赤外線作業者検知システム」をはじめ、暗い倉庫内での作業を補助する「LEDライト」、補水タンクの精製水を自動で補充することでバッテリーのメンテナンス作業を大幅に効率化する「補水くん」、フォーク間レーザー照射でパレットの差し込み位置が簡単にわかる「イチギメクン」など、ラインアップは多岐にわたります。 三菱ロジスネクストはお客さまの多様化する安全対策ニーズに合わせて、事故リスクの低減と安全性の向上に寄与していきます。

フォークリフト作業のさらなる安全性向上へ
 フォークリフト作業のさらなる安全性向上へ

ソリューション

フォークリフト作業の安全性・生産性を高める稼働管理システム「LVS」

三菱ロジスネクストのフォークリフト稼働管理システム「LVS (Logistics Vehicle Support)」は、物流現場の問題を「データの見える化」によって解決するサービスです。作業者の運転技量のように目に見えない情報を数値化・可視化し、物流現場の安全対策と業務効率向上に貢献します。

堅牢性・耐久性を兼ね備えたエンジン式フォークリフト「ERSIS(エルシス)」

三菱ロジスネクストの「ERSIS」は、自社グループ開発のエンジンを搭載し、本体の堅牢性・耐久性だけでなく、現場から求められる安全性など、さまざまな要求に応えるべく進化を遂げました。高付加価値オプション「グッドランニングシステム」を搭載することで、さらに作業性・安全性が向上する新型エンジン式フォークリフトです。

現場の安全をサポート、フォークリフトAI⼈検知システム「グッドファインダー」

三菱ロジスネクストのグッドファインダーは、独⾃のAI映像解析技術により作業員に危険を知らせる大型フォークリフト用AI人検知システムです。フォークリフトに設置された監視カメラの映像から⼈のみを⾼速・⾼精度で判別し、人の接近を検知すると警告音とLED点灯で危険を知らせます。 フォークリフトに起因する事故は、年間約2,000件発⽣。特に10トンを超える大型フォークリフトは車体の構造上死角が多く、重大な事故につながりやすいことから、現場環境の安全性向上は喫緊の課題となっています。 こうした課題解決に向け、1957年の大型フォークリフト1号機の発売以来、国内シェア通年No.1である三菱ロジスネクストは三菱重工業と協力し、両社の確かな実績と技術力を結集することでグッドファインダーを開発。作業員による安全確認と併用することで多発するフォークリフトの事故を削減し、より安全な現場環境の実現に貢献します。